「あなたが恵まれているのではなくて、あなただから、あなた自身が恵まれた環境を呼んでいる」

本日、10歳上の職場の先輩より賜ったお言葉。

今日付けで、同じ課の派遣さんがなんともせつないかたちで辞めてしまった。(半年間という短い期間)
私の課では、彼女と同じ立場(派遣+営業アシスタント)だったのは私だけだったので、それなりにフォローしてきたつもりだったのだけど・・・
どうしても担当の営業さんとソリが合わなくて(課長)最後はほんと険悪ムードになってなんとも後味悪い結末になってしまった。

彼女は、なかなか私に心を開いてくれなくて、まぁ私は年下だし、社会人歴も短いし、仕方ないかなぁ、なんて思っていたのだけど、最近はまぁまぁグチってくれるようにもなって。
そのグチは100%、その課長に関することだったのだけれど、そんなとき私は、彼女の気持ちも完璧にはわからないのに(課長としての能力には疑問を持っていたけど、営業担当としては全く接していないので彼女の苦しみがあまりわからなかった・・・それどころか、彼女の課長に対する冷たい態度に、それはないんじゃない、と思うこともあった)うんうん、ほんとそうだよねぇなんていい顔して、でも課長にもいい顔してて。

今日最後の彼女に、花束を渡すとき。
ちょっとした挨拶をしてくれたのだけど、涙ぐみながら「せっかく教えていただいたのに短い期間でこんなかたちで辞めることになってしまって申し訳ありません」って謝る彼女を見ていたら、あぁ私って八方美人・・・と自己嫌悪に陥り。

もっと親身になって課長と彼女の間をとりもってあげればよかった・・などと思い、せつなくなっていたのです。

そんな落ち込み気味の私を、先輩が飲みに連れ出してくれて、私の葛藤を話していたら
「八方美人なのは、誰でもそう。それが大人になるってことだし、彼女もあなたのことを大人だなぁって言ってたよ。課のみんなだってほんとにあなたのことをかわいがってくれてるし、落ち込む必要はない」って諭してくれた。

でも私はなんだかいたたまれなくって、「みんなかいかぶりすぎなんです、いろんな職場をみてきましたけど、どこもみんな良い方たちばっかりで、私は恵まれてるんです」と話したら、冒頭のコメント。

そうなのかぁ。
そんなふうに考えたことなんてなかったな。

私は、昔は超前向き人間だったはずなのに、いつの間にか後ろ向きな考えになっていて「そっか!そうなんですよね、そういうふうに考えなきゃいけないんだ!」と言ったら
「考えなきゃいけない、じゃなくて、実際ほんとにそうだから」と言ってくれた。

この先輩とは家が近所で、よく飲みに連れて行ってもらってたのだけど、今日はほんとに救われたな。

私なんて、一番大切なものが何かもわからないし、何事もちゃんと決断できないし、自分のセールスポイントなんて全くない!ってここんとこそんな考えにとらわれていたけれど。

そんなことないのか!
人は誰でもその人にしかない、素晴らしい面があるんだ。
そうなんだ。
私にも、あるんだ。

気付かせてくれて。
感謝カンゲキ雨嵐!
(ってふるいしっ)

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