雨のミラノ。

2002年3月6日
イタリア周遊の旅、実質的には第一日目。

記念すべき(?)この日。


 
なんと、雨・・・。
 
 
 
旅立ち前に荷造りをしているときに、折りたたみ傘が見つからず「多分使わないと思う」などと根拠のない思い込みによって傘の捜索をやめようとしてたけど、探し出して持ってきてよかったぁ。


この日向かったのは、ミラノのスフォルチェスコ城、スカラ座広場、ヴィットリオ・エマヌエル2世アーケードを抜けて、ドゥオモ。
 
 
 
スフォルチェスコ城は、ルネッサンス期の建造物としては、ミラノで最大の歴史的建造物だそうだ。

 
建築を学んだ3人、ここでぐぐっと興味をしめすかと思いきや、雨宿りしてたネコと記念撮影してみたり、説明さえあんまり聞いてないし(笑)

 
でもなかなか趣のある建物で、けっこうじっくり見てしまいました。

 
このあたりからやっとイタリアに来たんだって気がしてきて、ハイテンションになる3人組。

ハイテンションになりすぎて、城に併設されてる美術館では、係員に注意を受けるしまつ・・・。
 
 

中には彫刻がたくさんあって、まぁ、それなりに興味をしめしつつ、流す。

なぜか順路を逆流して入り口から退出し、集合時間になるまでまたネコと写真撮ったり、ネコばっかりじゃなくて、自分たちも撮ったりして過ごしました。


 
 
次に向かったのはスカラ座広場。

まぁ、なんてことありませぬ、スカラ座がある広場ね。

そのスカラ座は、イタリアが世界に誇るオペラ劇場なのだそうだが、改装中?だかで中には入れず。

 
雨だったので、アーケードは快適快適♪

 
でも、床が大理石で普通でもすべりやすいってのに、雨でますますすべりやすくなってて、大変。

このアーケードは十字型で、ガラスと鉄でできたドーム型の天井がとっても素敵でした。

アーケードに入ってる店舗の家賃は相当お高いらしく、人が住んだ歴史はないそうだ。


モダンなアーケードで、優雅な感じのお店が多い中、中央の十字型の近くの所にマックがあったのが場違いって感じで印象的だった。

 
 
そしてこのアーケードをすべりながら抜け、いざドゥオモへ。
 
 

ミラノのドゥオモは天井につきささるようにそびえ建っていて、ミラノのシンボル的存在。

 
たしかに、雨の中でんとそびえ立つ光景は、なんともいえず荘厳な雰囲気がただよっていた。


雨じゃなかったら、午後の自由行動のときに屋上へ登って、スイスの国境付近まで見渡せるというその風景を眺めたかったところなんだけどね。

 
 
中を見学して、雨のドゥオモをカメラにおさめ、次は昼食。


 
 
この日の昼食だけはツアーの中にふくまれていて、ミラノ名物のミラノ風リゾットと、ミラノ風カツレツを食しました。

 
 
 
そして、午後からの自由行動。
 
 
目的は買い物(笑)
 
 

友達がいろんな人にたのまれてきたらしく、雑誌の切り抜きでつくった買い物リストを持ってきていたので。

 
事前に調べておいた有名ブランド街へ行くため、スカラ座広場で雨の中地図を広げ、位置を確認。
いざ目的地を目指すも、方向音痴の3人組。

曲がらなきゃいけない角を大幅に追い越し、雨の中迷いに迷って、なんとか目当てのお店へ到着。

 
 
 
あたしはあんまりブランドものって興味がなくって(お金もない)、ふらふらーっと着いていっただけなんだけど。
 
でもひそかに前から欲しいと思ってたバッグがあるかなーなんて思ってたんだけど、なかった・・・(泣)

 
 

某有名店の店員さんは初めちょっと感じが悪くていやな感じだったんだけど、友達がその店員さんのことをかわいいって言ったら、それに反応して、「かわいい?」って日本語で聞いてきた。


そこですかさず友達が「YOU」って言ってみたら、そこから態度が一変。

ニッコニコしてました。

かなりうれしかったらしい(笑)

 
 
 
 
 
ブランドものに興味がないあたし。

興味がないといっても、でもかわいいのがあったら買うぞ、っていう意気込みはあるわけで。
 
 

ひとつだけ、あたしのリクエストで寄ってもらったのがミュウミュウで。

 
そこで、かわいい財布をゲットしちゃいました♪


大学時代ずっと同じ財布を使ってたから、卒業を機に新しいのに変えたいなぁと思ってて、いいのがあったらいいなぁと思ってたので、かなーりうれしい。
 
 
やっぱりミラノとかで買うとかなりお得なんだねぇ。

値段も全然日本なんかで買うより安くって、友達が買ってたのも全部破格だったし。
 
 
満足、満足。

 
 
そんなこんなで夜には雨もあがり、ライトアップされたドゥオモと写真を撮り、日本語メニューがあるレストランで夕食をとり、タクシーでホテルへ。
 
  
 

この旅行で、タクシー代ってけっこうかかったかも。

3人で割ってるから1回1回はそんなでもないんだけど、なんだかんだ毎日使ってたからねぇ。

うちの添乗員さんはけっこう心配性で、あんまり地下鉄とかバスとかを使うのはすすめなかったもんで。

ホテルもわりと都心部から近かったけど、チップとかも払うとけっこういってたからなぁ。

 
 

 
この日の夕食は、ベタにボンゴレスパゲティをたのんだんだけど、まぁ、おいしかった。

アーケードに入ってたお店だったからけっこう高級だったみたいで、後の日に比べるとお高めのお値段でした。

日本と比べると、変わりないけどね。

 
 
 
 
今日も昨日と同じホテルに泊まり、早めに就寝。

しようとしてたのだが・・・。


寝る前のひととき、ガイドブックを読みつつまったりしてたら発見してしまった!


ガイドブックのスフォルチェスコ城のページに。

「併設されてる美術館の最後の展示室に置かれているのが、ミケランジェロが死の直前まで製作を続けていたという、荒削りなままの未完の大作、”ロンダーニのピエタ” ミラノに来たからには見逃せない傑作だ」
などという記述が!

  
 
 

 
見てない・・・・・。
 
 
 
 
 
うちらはなぜか順路を逆流してきたから最後の最後まで見てないんだ・・・・。

っつーか、ネコとか撮ってる場合じゃないし!

はうー。
 
 
そんなこんなで悲しみのミラノの夜はふけていきましたとさ。


ミラノはこれでおしまい。
明日はフィレンツェに移動です。

 
 

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